日 時:令和8年1月31日(土)10:00~11:30
場 所:多目的ルーム
参加者:16名
今回、ピアサポート専門員・精神保健福祉士として活躍されている
医療法人慈和会大口病院デイケアパレット職員の
川畑良二さんを講師にお迎えして、講座を開催しました。
川畑さんの病気の回復が、ピアサポーターとして働くことで回復していたことや働きながら自分の人生を見つめる視点が育っていったことなどを話してくださり、
参加者の方の心に届く講話になったと思います。
ピアとして働く中で、川畑さんが「調子が悪くても排除されないという感覚」や「存在をそのまま受け入れられているという感覚」
を持ちながら働けていたことで安心感につながっていったのだと思います。
働く中で「当事者」と「支援者」の間で揺れながらも関係性の中で居場所が育っていくと感じ、
専門用語が飛び交う中での不安を払しょくされていった経験をも語ってくださいました。
また、「言葉が出なかったり、頭が真っ白になる」などの事実を受け止めながら、主治医と相談を繰り返して、
「意識が身体を動かす」感覚に気づいていったことなどの苦労をお話され、まずは「できない事実を受け止めること」
が大切だと正直にお話される姿に感銘を受けました。
また、病気が人生の一部に転換していき、「病気を含んだ人生」を歩んでいると実感しておられ、
「幻聴」にも「そうか」と応じ、反応する人生か選択する人生へと変換していったことも興味を惹かれました。
「病気がよくなることではなく、今を生きること」が重要であると何度も繰り返されて、ちゃんと迷い苦しみながら、
今と向きあい、未来をよくするのではなく、今を生きることが大切なのだと言われて、
「人を支えることが、自分の支えになること」「人に与えることが、自分の力になっていくこと」などをお話していただきました。
参加者のみなさんも20代から60代と幅広い参加で職種も異なり、難しい用語があり難しい面もありましたが、
自分なりに川畑さんの言葉を受け止めて、質問をされ今後の人生の糧になる時間だったと思われます。
今後も精神的な困難を抱える人の心に届く講座を開催していきたいと思っております。