
日 時: 平成26年2月22・23日(土・日)
場 所: はーと・ぱーく 2階 多目的ルーム
対 象: 22日:精神障がいのあるご本人
23日:精神障がいのある方のご家族
講 師: SSTリーダー高森 信子先生
参加者: 22日 15名 ・ 23日 42名
※SST(社会生活技能訓練)とは:日常生活上のコミュニケーション
の方法を集団で学習・習得していく訓練のこと。
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1日目は、先生より
「持っている力を活かしてもっと膨らまして人生をつくっていきましょう」
というお話からスタートしました。
「神様が体力、技能、お金をくれるとしたら何のスポーツをやってみたいか?」という先生から与えられたテーマを交えて、自己紹介を全員が行いました。
プロゴルファー、スカイダイビング、スノーボード、プロのサッカー選手、水泳、スキューバダイビング、フィギュアスケート、バレー…など、それぞれの思い思いの希望が出され、ウォーミングアップで皆さんの緊張が解れていきました。 |
日常の困りごとを『相手の気持ちをわかるための大切なポイント』を基に、ロールプレイしながら聴くことやコミュニケーション術を学びました。
参加者からは、
「コミュニケーションのとり方がとても勉強になりました。悩み事がスッキリしました。」
「緊張している人を笑顔にしていく先生のあったかいキャラクターが印象的でした。」
というご感想をいただきました。 |

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2日目は42名のご家族の参加がありました。
今年は「ともに濡れてほしい」という障がいのある本人の気持ちをテーマにコミュニケーション術を学びました。
「ともに濡れる…」とは、「病」を雨に例えるなら傘(助言・指導)をさしかけてくれるのではなく、ともに濡れて欲しい…
つまり、病気そのものではなく、私(当事者や家族)と私をとりまく生活すべてをわかって欲しいということです。
このテーマを基に、相手の気持ちを聴き反復しながらの聴き上手・お願い上手になることを、ロールプレイを行い学びました。 |
また参加者の方から寄せられたお困りごとについては、先生よりひとつひとつ丁寧に具体的なアドバイスを頂きました。
今年で7回目となる先生のバイタリティーとユーモアあふれるSST講座は、いつも参加者を明るく元気にさせてくれます。
今年も参加者の方々から
「具体的にわかりやすい言葉でお話して頂き、本当に参考になりました。精神障がいを持つ人に対してだけでなく、親や子供達自分の周りの人たちすべてに対して使えるスキルであることに気づきました。」
「基本にもどされた気がする。まったく目からウロコでした。」
というご感想を頂きました。 |


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