はーと・ぱーく(鹿児島市精神保健福祉交流センター)では、
市民の方々を対象に、「働く人のためのストレスケア講座」を
開催いたしました。

仕事をしていれば、時には心が疲れたり、人間関係に悩んだりする
 ことはあるもの。元気に働くためのヒントを聞いて、あなた自身の
 ストレスケアを考えてみて頂く場として開催しました。



日   時 : 平成20年11月12日(水) 18:30〜20:30
講   師 : 横山 桂先生
        (精神科医 メルス 産業メンタルヘルスサポート)
参加人数 : 26名

今回のストレスケア講座は、「働く人」を対象とした講座のため、夜間の時間帯に開催しました。当日は26名の方が参加され、その内初めてはーと・ぱーくに来られた方が20名もいらっしゃいました。

まず講師の横山先生が自己紹介で、最近働く人のうつ病や自殺問題がとりざたされており、先生ご自身が精神科医として日々患者さんと向き合う中、働く人のストレスケアの重要性を強く感じ「メルス」を立ち上げたという経緯をお話下さいました。
講話は、レジリエンス(疾病抵抗性)を考える尺度から、具体的な成功例をあげていただいたり、ストレスへの対処として、「睡眠・運動・笑い」が大事とのお話がありました。
特に笑いには「一時的なものより 楽しい気分が長く続く笑いが良い」との事。先生の体験談として受験の苦しい時に「寅さん」シリーズの映画を観て気持ちがスッキリされたエピソードをお話くださいました。
講話終了後、会場で見て頂いた「ストレス対策」のビデオにあわせて、リラクゼーションの方法を実際に試されている方々もいらっしゃいました。

今回は仕事を終えてから、参加して下さった方も多くいらっしゃって、はーと・ぱーく内の喫茶あしすとからのおにぎりセットを食べながらの講座となりました。

ここに受講生の感想を御紹介します。
「おにぎりとお茶がとても良いと思う。これまでいろいろな会合に出席しましたが、軽食があったのは初めてです。」「人間関係に悩んでいる中、少し力が抜けて良かった」「座学だけでなく交流の場としても今後の展開として計画してもらいたい」
皆さんありがとうございました。次回の参加をお待ちしております。

次回は、「シニア世代のストレスケア講座」を2月に予定しています!
みなさんのご参加をお待ちしております!