障害年金ミニセミナー

日 時:令和2年12月21日(月)10:00~12:00

場 所:多目的ルーム

講 師:隈元 和己先生(社会保険労務士)

参加者:15名

対 象:障害年金(精神)に関心のある鹿児島市民

精神分野において障害年金は聞き馴染みある制度ではあるものの、よく分からない事もあり講演会開催を検討していた矢先に、 社会保険労務士の隈元先生が「障害年金に力を入れ活動をしている」と当センターにご挨拶にいらした縁もあって講師を依頼。
「障害年金をまだ受けられずにいる方々の力になりたい」と二つ返事で引き受けてくださいました。
障害年金の対象や申請要件、申請の流れや年金額などポイントを絞って基礎知識について説明、 続いて事前にお聞きしていた質問に回答、休憩をはさみ最後に時間一杯、約1時間におよび質疑応答いただきました。
もしもに備え年金保険料を納め納められないなら減免を行う事。
申請ではこころの痛みは伝わらないそれをどう主治医に伝えるか、 日頃から主治医とのコミュニケーションが大切。
診断書作成にあたっては具合の悪い時一人暮らしを想定して自分の状態をしっかり伝え、 病歴就労等申立書は診断書との整合性を持たせながら主治医の知りえぬ大変さなどを伝える書類を作成する事。
これから子供の心配をしている方は困った事などを記録しておく、などいろんなポイントも教えていただきました。

始めは皆さん質問を躊躇されていましたが、ひと時経つ頃には、当事者、家族、支援者など、 それぞれの立場から次々に質問くださったおかげで、幅広く障害年金を知ることができて、いい学びの機会になりました。

★参加された方々から下記のお声を頂きました。
「スライドも見やすく説明も分かりやすかった」
「質問時間が多くて様々な事を聞けて良かった」
「申請の注意点等をポイントをしぼって説明いただけたので分かりやすかったです」
「とても聞き取りやすく、わかりやすかった。 発病して12~13年経つが自分が障害者年金の対象となることを知っていれば良かった」など